こんにちは。株式会社コレクト広報部です。
本日はお世話になり3年になる都内で行われる大型区民祭りのステージの1つをご紹介します。
こちらの区民祭りはステージが大小合わせて8基、テント約300張という超大型イベントで、ステージとテントテント回りを担当させていただいています。
毎年30万人前後の来場者様がいらっしゃるイベントで、年間通して大きなお仕事の1つです。
アルミトラスとは?

アルミトラスというイベントなどでは広く普及されている素材で、サイズも展示会など屋内で使用さえることの多い200mm角クラス、屋外イベントで使用される事の多い300、450角クラス、大型ステージで使用される600角などがあり、種類はボルトで留めるフリンジ式、専用クランプでトラスを固定するクランプ式、専用ピンを使用するスピゴット式の大きく3種類が存在します。
ご予算や、設置条件などによって素材を使い分けていますが、今回は小型のステージである事と屋外である事から、300角トラスで強度の高いフリンジ式を採用しました。
また、ボルトもM10サイズのワッシャー一体型のものを使用しているため、抜群の強度を誇ります
実際の設営風景と拘り

トラスの連結
アルミトラスは締め付け方法によって耐荷重値が大きく変わります。また当然長くなればなるだけ中央集中荷重値は減り、許可たわみは大きくなります。
今回の場合は一番長い場所で約6.3Mなので中央集中荷重値180kg、許可たわみ15.75mmになります。
この原理を理解していないと大型照明機材の取り付けが出来るかや、雨に対処できるかなどの判断が出来ません。
また仮設物であるため、ボルトナットはロック式ではないため、移動や揺れによって緩む可能性も出てきます。
この段階でチェックは勿論しますが、最後に完成後もきっちりチェックをする事でリスクを最小限まで減らします。
雨対策(シート張り)
いくら強度の強い躯体を作っても肝心な屋根に雨が溜まっては何の意味もありませんし、荷重を分散する仕組みで作っていますが、雨量によって信じられない重さがこの屋根に掛かるため、最悪の場合倒壊に繋がります。
そうならないためにも、シートの取り付けは一番慎重になる作業です。
シートをアルミトラスに固定する方法にタイラップを使用する業者もいますが、正直1本あたり7kgほどしか持ちません。
私たちの使用するのは金剛編みロープ4mmを使用しているため、最大2.6kN(260kg)の荷重に耐えることの出来ます。
強度は雲泥の差で、また張り方によっても強度が全然変わります。
長年の経験と試験により私たちはこの方法を熟知しています!


立ち上げとステージ基礎
ご覧の通り天幕シートには皺などもなく、雨にもきっちり対応できる屋根を作った後は立ち上げとウエイト固定です。
このイベントは6月に行われたものでしたが、台風が発生して強風雨に見舞われましたが先ほどご紹介した私たちの安全に拘った施工と、各足300kg以上のウエイト固定、またどこからウエイトの荷重を引っ張るとたわみの許容を超えにくいかを考えた施工、ステージ本体にも連結などを行ったことでビクともしませんでした。
経験は勿論ですが、許容数値を知っている事でより安全に、お客様に安心してイベントを実施していただく事が出来ると私たちは考えています。
装飾と完成

階段の取り付け、バックパネルや上部のパンチカーペット、スカートの施工を行い完了です。
装飾の範囲で拘った事は、ご年配の方が登壇されるため手すり付きの階段の取り付け、ステージ後ろも通路として使用されるため最小限の躯体でのバックパネル取り付けなどです。
私たちの考えるステージ施工は「立派で安全」なのは当たり前で、その先に「本番を考えた使いやすいステージ」を作れるからこそ、東京の大型イベントも私たちにお任せいただけていると自負しています。
作って終了ではなく、イベントを成功させることこそ私たちの仕事です!
大小問わずステージ施工をお考えなら是非弊社にお問い合わせください。

